赤ちゃんの頭ほどあるのではないかと思える大きな野菜!
名前はルタガバ(左)と根セロリ(右)といいます。
先日、試しに食べてみようと二つ同時に買ってきました!
ルタガバは一月中旬頃が旬だったのかスーパーでもよく見かけるようになり、お買い物カートに6、7個入れているおじさんも見かけたりなんてして(そんなに沢山のルタガバを何に使うのかは謎です。給食を作るおじさん??)どんな味なんだろうといつも不思議に思っていたんですよね!
調べてみると、ルタガバはスウェーデンカブとの別名をもつようです。アブラナ科の2年草で、日本でも出荷量は少ないようですが北海道の農家で作られていたりするらしいです。
17世紀にスウェーデンで自生していたものが元とみられ、北ヨーロッパの国々やロシアで盛んに栽培されたそう。
絵本「おおきなかぶ」のモデルになったのも、もしかしたらルタガバだったのでは?と思いました。
(ここの”カブラ”はルタガバのことです!)
野菜一つとって調べてみても、歴史とつながっていてびっくりしました。
なんか、野菜版花束みたいでとても可愛いと思いませんか?
スープの出汁をとる少しずつ切った野菜を、大雑把に紐でギュッとまとめて市場などでも売られていて、市場のものの方がより花束っぽくなりますね。
セロリ根の頭のところのポツポツを見ていると、アニメ「悪魔君」に出てくる家獣バウー(←見かけは覚えているけど名前がわからなかったので検索しました)の緑バージョンがいるかのように見えてしまいます・・・。
マニアックすぎて少しもわからなかった方、申し訳ございません。笑
そのまま生でも食べられますが、私たちは酢漬けや衣をつけて根セロリシュニッツェル(ドイツの薄めのカツです)にしていただきました。
根セロリシュニッツェルはお肉のカツではないのですが、お腹もちゃんといっぱいになるし、カツとしても、全体の風味のバランスもよくてとても満足できる味でした。それからは何度もリピートしています。
酢漬けもシュニッツェルも、ほのかにセロリの香りがしてとても美味しかった!
匂いが強い野菜が好きな方ははまるかも。
ルタガバはというと、4分の1ほど角切りにして炒めたひき肉を混ぜた透明なスープとして頂き(ルタガバは結構固く透明スープでは結構な存在感なので、次回は少し小さめに切ったほうがよさそうです)その残りは後日炒めた玉ねぎと合わせてミキサーにかけてチーズを加えたクリームスープにしました。
ルタガバ料理も悪くはありませんでしたが、私の中ではやはり根セロリの方に軍配が上がった感じがしました。
そんなこんなで、まるまるシリーズの2つを美味しく食べることができました。